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2000年中途入社

長谷川 景一

本社営業部 / 課長
はせがわ・けいいち
大学の英語英文学科を卒業後、建築資材を扱う会社に入社。卒業直前に起きた阪神淡路大震災後の復興需要で多忙な時期を過ごすが、落ち着きを見せてきた頃に異業種に挑戦したいと転職を決意。
自動車整備士として新たな道に進むも、阪神ブレーキ工業で働く知り合いからの強い誘いに応じ、未経験の営業職として入社。以来24年間、営業一筋で今に至る。
本社営業部 / 課長/長谷川 景一
整備士の経験が生かせることと、地域密着の安定性に惹かれました。

整備士の経験が生かせることと、地域密着の安定性に惹かれました。

大学を卒業する直前に阪神淡路大震災があり、たまたま新卒入社した建設資材会社は復興需要で、不謹慎な言い方になるかもしれませんが、会社としてはどんどん仕事が入り業績はは右肩上がりの状態でした。そこで4年ほど配送の仕事をしていたのですが、仕事量も落ち着いてきたこともあり、何か手に職をつけようと自動車整備士の道へ。
もともと車が好きだったのでやりがいを持って取り組んでいたのですが、昔からの知り合いが「ウチでいっしょに働かないか」と声を掛けてくれたのが、阪神ブレーキ工業でした。車に関われることと、営業と言ってもムリな新規開拓ではなくお客様とじっくり付き合うスタイルだったので、思い切って飛び込みました。
営業一筋24年、課長としてチームの業績とメンバー育成を担っています。

営業一筋24年、課長としてチームの業績とメンバー育成を担っています。

誘われて入社したこの会社も、気がつけばもう24年の勤務になります。いくら車好きで整備士の経験があると言っても、最初の頃は取扱商品の種類の多さにびっくりしましたし、それ以上にお客様から求められるスピードの速さに苦労しましたね。でも、わからないことはお客様や仕入れ先にどんどん聞いていたら、いつの間にか困らないくらい知識が身についていました。
そんなこんなで、今では尼崎本社営業部で6人のメンバーをマネジメントしています。もちろん大企業ではないので、私自身も営業マンとしてどんどんお客様のところに行きます。それに加えて、メンバーの育成や営業支援をしています。時にはメンバーのミスをカバーしたり謝ったり、なんてこともありますね(笑)

お客様から「パートナー」として認められている実感した時は、大きな喜びを感じます。

この仕事を続けているうちに実感したのは、私たちは部品を売るだけの業者ではなく、お客様の一部なんだということ。お客様である整備工場やディーラーさんにとっては、そこに車を預けるオーナーにどれだけの満足と安心というサービスを提供できるかが最も大切なこと。私たちも、お客様以上にそれぞれの車のオーナーさんを見て仕事をしないといけないと思うようになりました。
お客様のところに注文された商品を届けに行ったときに、たまたま私たちの商品を使って修理された車を納車する場面に出会うことがあります。そんなときに、お客様から「長谷川さんに頼んでよかったよ。ありがとう」なんて言われると、パートナーとして認められた気がして嬉しさがこみ上げますね。
経営面でも社長に頼られる存在になりたいですね。

経営面でも社長に頼られる存在になりたいですね。

先ほども述べましたが、私もこの会社ではすっかりベテラン。営業マンとしてはもちろん、人材育成も大きなミッションとなっています。おかげさまでこの会社も数年前から新卒採用もするようになり、面接や評価を任せてもらっています。まずは、これからもいい人材を採用・育成し、阪神ブレーキ工業を大きくしていきたいですね。
また、普段から社長とはよく話をさせていただいているのですが、今後はもっと経営に関わる面でも力になりたいと思っています。事業拡大や営業戦略など、さらにインプットを増やしてアイデアを出していきたいと思っています。
目の前の数字に追われるのではなく、お客様からの小さい信頼を積み上げる仕事です。

目の前の数字に追われるのではなく、お客様からの小さい信頼を積み上げる仕事です。

私たちの営業スタイルは、ノルマに向かってどんどん新規開拓をしていくというものではありません。何年もお付き合いを続けていただいているお客様からの期待に応え続けることが、私たちの存在価値です。
日々の受発注業務をコツコツと確実に行うことはもちろんですが、時には急な発注にスピード対応を求められることもありますし、廃番商品を探し回るなんてこともあります。そんなイレギュラーにも、どこまで真摯に対応できるか。
営業トークの上手さではなく人間力で勝負したい、という人にこそピッタリの仕事だと思いますね。
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